2017年2月21日

碁ワールド3月号

碁ワールド3月号でMasterの棋譜解説やってますね。
「Master特選局」と題して付録もついてます。今月号は黒番編で来月は白番編とのことなので、Masterの碁で勉強したいという方は、今月来月は必読と言えそうですね。

2017年2月1日

第5回賀歳杯決勝戦

賀歳杯は井山六冠優勝逃しましたね。
ただ今年は3月にワールドチャンピオン戦もあるし、とりあえず柯潔に1つは勝ったということで、また次に期待ですね。

賀歳杯決勝戦 棋譜再生 黒 井山裕太 白 柯潔 白の中押し勝ち

2017年1月29日

第5回賀歳杯~井山勝利!

今日第5回賀歳杯が開幕し、井山六冠が中国の柯潔九段に黒番中押し勝ちし、1回戦勝ち上がりを決めましたね!

賀歳杯1回戦 棋譜再生 黒 井山裕太 白 柯潔 黒の中押し勝ち

※棋譜について・・・黒は123手目で125手目の1間トビ、続いて124手目のブツカリに対して123手目の位置の当て込みが正しい手順のようです。

明日30日に柯潔九段と朴廷桓九段の対戦が行われ、その勝者と井山六冠が31日に対戦します。

2017年1月28日

Masterマラソン

Master(AlphaGo)の棋譜60局をやっと全部並べ終わった。
天頂6の検討機能使いながらざっと並べただけだけど、暇な時に少しずつやってるだけだと思ったより時間かかりますね。
感想としては、一見実のないような手を打ってるようで気づいたら勝ってたという感じの碁も多くてよく分からない碁が多かったものの、どの碁も見応えあって面白かったです。
三村九段白石六段もブログで解説とかしてくれてるので、まだ60局全部並べてないという方はこの機にマラソンに挑戦してみてはどうでしょう?

2017年1月13日

ヒカ碁について語る1

ヒカルの碁についての妄想。
もしヒカルの碁の続編があったとするならば、その物語のラスボスとなるのはおそらく「最強のコンピューターだったんだなあ」というのをAlphaGo登場によって思った。
そもそも作中で「神の一手はコンピューターから生まれる」とか、「碁でコンピューターが人に勝つにはまだ100年かかる」とか言わせてて、ラスボスの伏線としてこれほど分かりやすいものもないわけで、北斗杯編で対人戦・世界編を描ききった以上、次はVSコンピューターというのが少年漫画的にも王道展開と言えたんじゃないかと思う。まさか宇宙編始まって宇宙人と囲碁勝負なんてわけにもいかないだろうし。

北斗杯編から10年後ぐらいを舞台に、ヒカルやアキラの活躍を描きながら、ネット上に現れた「新たなるsai」の謎を追って最終的に「新たなるsai」=「AlphaGo的な最強コンピューター」と戦う展開とかだったら一本行けてましたね。
しかもそれが、佐為のネット碁100人斬りの棋譜をベースに作られたAIとかだったら、疑似佐為VSヒカル・アキラ・緒方・塔矢行洋なんかも描くことも出来て、かなり熱い展開も期待できたはず。
ただこういった話をやるなら、少なくともAlphaGo登場以前、出来れば5年ぐらい前までにやっておかないと、コンピュータ囲碁がこれほど進歩した今となっては、ネタバレもいいところでだいぶ面白みも減りますね。
ヒカルの碁は現実の囲碁界を先取りしたところがあるのが面白さの一つだと思うけど(五冠棋士、中国リーグ参加、若手世界戦など)、今は現実が漫画を超えてしまってるので、どうやっても二番煎じ感は拭えないだろうし。
ただAlphaGo登場以前にこういった話をやれたかというと、それも難しかっただろうと思う。ヒカルの碁連載当時の常識や感性から言えば、「最強のコンピューター」というのも十分「宇宙人」に匹敵するぐらいのトンデモ話もいいところで、現実路線の漫画であるヒカルの碁でやるには全ての物語や世界観が崩壊しかねないぐらいのSF設定もいいところだったからである。
それほどに当時のコンピューターはまだ弱く、また5年ぐらい前の時点ですらこれほど急速に急激にコンピューターが強くなるとは誰も予想し得なかったわけである。

2017年1月7日

AlphaGo関連

遅すぎる挨拶ですが、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年の目標ですが、昨年末の記事でだいたい書いてしまってるので、囲碁もブログも地道に頑張りますとだけ書いておきます。

年末年始、Masterなる囲碁AIが登場しネット上を賑わせておりましたが、正体は最新のAlphaGoだったとのことですね。リアルタイムで観戦できなかったので、今トップ棋士相手に60連勝した棋譜を並べてるところです。今年公式に試合する為の試運転だったとのことなので、どういう勝負形式になるか分からないけど非常楽しみですね。希望としては、一番手直りで柯潔九段と番勝負とかだったら嬉しいけど。
詳細発表されたら、またその時は記事にしたいと思います。

AlphaGo関連本