2012年11月14日

山下名人防衛!

 第37期名人戦第七局は、138手までで白番の山下名人が羽根挑戦者を中押しで破り、通算4勝3敗で防衛を果たしました。終局は17時50分。残り時間は、羽根挑戦者が1分、山下名人が13分だそうです。

名人戦特設ページ


 黒 羽根直樹 白 山下敬吾 白の中押し勝ち

山下名人、防衛おめでとうございます!

名人戦の記事は書かないといった手前、どうするか迷ったけど、実は今回、私は山下名人を応援してました。

というのは、タイトル戦の際、大体井山四冠を応援することが多くて、必然山下名人が敵役になることが多かったのと、自分ではあまり意識はしてなかったけど、国際戦の記事を書く度に山下名人のことを結構批判してきてるので、ちょっと申し訳ない気持ちを感じていたからである。もし山下名人が私のブログを見ようものなら、「しばいたろか、ボケ!」ぐらい言われかねないので、今回は山下名人の側に立って勉強していたという次第です。

山下名人は、今年あまり調子がよくなさそうな感じでした。本因坊戦の負けもショックだっただろうし、国際戦も出ずっぱりで疲労もあったんじゃないかと思われます。このシリーズも今まで割と得意としていた羽根さん相手に苦戦気味で、厳しそうかなといった感じでした。
しかし今日の碁は、途中まで羽根さんが走ってそうにも見えたけど、中盤から持ち前の腕力を発揮して最後は絡み攻めを見せての粉砕ということで、本当に見事な勝ちっぷりでしたね。

そして、羽根さんの方は・・・惜しかったですね。でも、羽根さんは、今まで何度も復活してきてるので、大丈夫なんじゃないかと思います。

私は今回名人戦の記事は書かなかったけど、両者に期待してる人も多いと思うので、まだまだ囲碁界を盛り上げる為にも、二人には頑張ってほしいと思います。

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