2013年2月24日

和歌VS吟

星空のカラスの単行本第一巻から、烏丸和歌―八日町吟戦の盤面図を作成し、例によって手順を想像で再現してみました。



 黒 八日町吟 白 烏丸和歌

12手目と13手目の交換のタイミングだけは分からないけど、他は大体合ってるはず。

作中描写では、35手目の▲に掛けた時点で×の石が取られて、和歌ピンチということになってますね。でも、これ黒相当薄いし、右辺で白得してるので、まだまだここからって感じにも見えますね。

続いて白は右下を動き出していき黒も最強に応戦しますが、最終的に白は相手の石を取って生還を果たしましたね。黒16が一応両シノギの手筋ですが、黒はダメ詰まりが酷くて頑張りきることができませんでした。11のツケコシ食らった時点で、なんかもうダメそうな感じに見えますね。

登場人物の命名について・・・主人公・烏丸和歌の烏と、和歌が憧れる囲碁棋士、鷺坂総司の鷺で囲碁を表す烏鷺になるけど、この和歌と吟の二人も、名前の意味に共通点を持たせてライバル関係を演出していますね。
吟は将来医者の道に進む為にプロを目指さないとのことだけど、最終的にはプロになるんじゃないだろうか。小学生チャンピオンでもあるし、坂井秀至八段のような道を歩むんじゃないかという気がする。・・・ちょっと妄想が過ぎるな。では、また。

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