2016年5月3日

井山裕太の世界戦

国内制した以上今後は当然世界ってことになるので、井山七冠のこれまでの世界戦での主な実績をちょっと振り返ってみます。

2011年 金佛山超覇戦優勝(非公式) 富士通杯三位
2013年 テレビアジア選手権優勝(公式早碁棋戦)
2015年 阿含桐山杯日中決戦優勝(日中代表制)

欲を言えば昨年世界名人戦の優勝を逃したのは惜しかったけど、大体2年ごとぐらいに何かしらの結果を残してるという感じで、後はLG杯とか春蘭杯みたいなビッグタイトルを獲れるかどうかってところですね。
ただ現状世界戦は1回優勝するのも至難というぐらいハイレベルになってますね。
時越とか唐韋星とか、私は日本の棋士が勝ったのを見たことがないぐらいに強い棋士だけど、そんな棋士でも世界戦での優勝は現状1回だけだし、その他、柁嘉熹・陳耀燁・周睿羊・金志錫なんかも優勝は1回である。現中国名人の連笑に至っては未だ優勝なしだし、李世石ですら2013年以降主要世界戦の優勝は無い。
柯潔を除いては世界トップクラスでも1回優勝するのがやっと、1回優勝できるかどうかというぐらいなのだから、井山七冠も優勝目指すならそれこそ当たりが出るまで空くじ引き続けるぐらいの気合で世界戦に出続けるしかないんじゃないかと思う。
3月4月といくつか世界戦開催されたのに、日本のシードに井山七冠の名前はなく、応氏杯も4年に1度しかないのに前回も今回も出場はなかった。七冠達成するまでは国内優先ということで多少納得も出来たけど、今後もこんな感じが続くというのは世界戦への興味も激減するし正直勘弁してほしい。
一応世界戦出られるように日程を調整するとかいう話もあるので、それに期待というか本当にそれこそ全部出られるようにしてあげてほしいと思う。

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