今日、第9回春蘭杯の決勝戦三番勝負第二局が行われ、白番の李世石九段が中押し勝ちし、シリーズの対戦成績を1勝1敗のタイに戻しました。
第9回春蘭杯
黒 陳耀燁 白 李世石 白の中押し勝ち
陳耀燁は今まで3度世界戦の決勝に進出していますが、全て準優勝に終わっていますね。逆に李世石は、世界戦の決勝まで来ると、殆どかっさらっていってるイメージがあります。
なので、昨年12月の準決勝が終わった時点では、李世石の方が有利かなと思っていた。
ところがそれから半年経って、最近は陳耀燁の方が調子良さそうなので、今度は「陳耀燁初優勝か?」と思ったんだけど、でも今日李世石が勝って1勝1敗になったんで、これはもう分からないですね。
陳耀燁は強いけど、今一つ「怖さ」を感じない理由には、過去に日本の棋士に何度か負けてるのに加えて、そういった「勝負強さ」に欠けるイメージがあるからかもしれない。
けど、もし最終局勝って優勝ということになれば、そういったイメージを払拭すると同時に、自信もつけることになるだろうから、そうなると厄介ですね。
というわけで、ここは李世石に頑張ってもらおう・・・と思ったんだけど、でも最強化した陳耀燁を井山五冠が倒すという展開も燃えるので、何か別にどうでもよくなってきました。
まあでも、明日で優勝が決まるので、とりあえず棋譜だけは貼りたいと思います。では。
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