第60期王座戦第三局は、198手までで井山挑戦者の白番中押し勝ちとなり、シリーズ3連勝で王座奪取に成功しました。そして、井山新王座は23歳4か月での五冠同時保持となり、2009年の張栩五冠(当時)の29歳2か月の記録を大幅に塗り替えての最年少記録達成です!
黒 張栩 白 井山裕太 白の中押し勝ち
五冠か・・・凄いですね。でも、私は思ったほどの感慨はなかったというのが正直なところかもしれません。
というのは、五冠になるなんてことは事前に分かりきってたことだし、もはや井山五冠がタイトル獲るのは私にとって当たり前になりすぎて、それが特筆すべき事柄とも思えなくなりつつあるからである。たとえるなら、毎年200本安打やってた頃のイチローようなもので、タイトルを獲るよりも獲らない方がそれこそ私にとっての事件と言えるだろうから、五冠になったからといってあらためて何かを言う気にもならないのである。
それに五冠とは言っても、井山五冠にとってはまだ道半ばでしかないだろうから、まだ浮かれるのは早い気もしますからね(四冠達成時は思いきり浮かれてた気もするけど)。というわけで、井山五冠にはまだまだ上に行ってほしいと思っているので、むしろここからがスタートというぐらいの気持ちで頑張ってほしいと思います。
しかし何はともあれ、史上最年少での五冠達成おめでとうございます!
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