2013年4月4日

第51期十段戦第三局

今日、第51期十段戦の第三局が長野県大町市「くろよんロイヤルホテル」行われ、挑戦者の結城聡九段が189手までで黒番中押し勝ちし、シリーズの対戦成績を2勝1敗としました。終局は18時22分、残り時間は両者ともに残り1分だったそうです。

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 黒 結城聡 白 井山裕太  黒の中押し勝ち

 産経ニュース十段戦第三局

今日も序盤から面白い変化となりましたね。

22手目、如何にも井山六冠が打ちそうな白1のワリコミから、左右の利きを見つつ白が手を作っていきます。パンダ解説によると、24までのワカレは黒がやや面白いのではないかということだけど、井山六冠らしい意欲的な序盤戦でしたね。

そして、左上での攻防が本局のハイライトとなりましたね。
白1と隅を備えた時に2~6と当て返していったのが鋭い反撃だったようで、ここで黒が優勢になったようです。
この後、左辺でコウ争いが始まり、154手目で白がコウを解消した手に対し、黒が右上の白を制するフリカワリとなりましたが、流石に右上の方が大きく黒の勝ちが決まったようです。

因みに終局図から、1に伸びると2以下シチョウが成立しています。右上の白を取られているのが大きく、投了もやむを得なかったようです。

これで井山六冠、カド番に追い込まれてしまいましたが、何というか井山六冠がどうというより、結城九段が絶好調すぎますね。これはもうどうしようもない。
せっかく六冠になったのに、いきなり失冠のピンチに立たされてしまったわけだけど、まあまだ決まったわけでもないし、第四局まで少し間が空くので、その間に何らかの対策を練ってほしいと思います。

それと、今日のパンダ解説は前局に引き続き今村俊也九段だったんだけど、安定した解説力ですね。ポイントが分かり易く引用しやすい。今後ともお願いします。

第四局は今月18日木曜日に大阪府大阪市「日本棋院関西総本部」で行われる予定です。では、また今度。

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