2013年1月26日

東洋六段戦2

色々考えた末、タイゼムで打った棋譜を出してくるのが一番無難かな、と判断しました。他の囲碁サイト開拓するよりも手っ取り早いし、中国や韓国からわざわざ私のブログを見に来る人もそうはいないだろうから対戦相手に気兼ねせずに済むので。



 黒 私 白 相手 黒の中押し勝ち

この碁は布石が酷く、あっという間に悪くしてしまった。15手目のオキでは普通に左辺守るぐらいだし、32手目のカタから左辺をへこまされたのもツラいので、29手目のスベリでは一間に飛ぶ(E6)などで左辺を守るぐらいだったかもしれない。7手目は小林流に構えようとしたクリックミス。

104手目の局面。右下で打開を求めるも、×の種石を取られ、下辺黒は薄く、左上もAが残っており、非勢を意識。右上白を無理やり攻めにいったものの▲にコスミ出され、どう打っていいか分からなくなってしまった。考えた末・・・

1から運んで行ったのは、ここに利きを作って右上の攻めに役立てようということなのだが、持ち込んだ損も大きいし、大して利きも増えるわけじゃないので、投了前の形作りぐらいの感覚だった。ところがこの後、一瞬のうちに逆転してしまう。

自分でも驚きだが、最後はAとBが見合いで逆に白を取ってしまった。ここで相手は戦意喪失。偶然でしかないものの、○のボウシ二発がピッタリ働いている。白はさっさと下の黒石をダメを詰めて取っておけば良かったのだが、12のノビで頑張り、更に16という決定的な敗着を打ってしまった。本当は狙ってこういうことが出来るようになるのが一番いいんだけど、相手もこれほどあっさりダメが詰まるとは思ってなかったのだろう。

相手にすれば頭に血が上るような敗戦だと思うが、私としては滅多にないような勝ち方なので気持ち良かった。でも、こういうことが起こるから、投げっぷりが悪くなってしまうんだよなあ。逆転勝ちもいいけど、もっと最初からしっかり打って勝てるようになりたいですね。

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