2013年6月17日

第9回春蘭杯決勝三番勝負第一局

今日から第9回春蘭杯の決勝三番勝負が始まってますね。韓国の李世石九段と中国の陳耀燁九段の決勝戦ということで、今日第一局を陳耀燁が制しました。

 第9回春蘭杯



 黒 李世石 白 陳耀燁 白の中押し勝ち

LG杯の二回戦終わった後、そのままの勢いで三回戦もやってほしかったというようなことを書いたけど、むしろ間が空いて良かったんじゃないかと思い始めた。

井山五冠が次に戦う陳耀燁は、この春蘭杯の決勝にピークを合わせてきてるはずだし、競争の激しい中国で安定して上位を維持してるので、かなりの強敵である。
しかし5ヶ月経てば、ランキングの変動の激しい中国なので、もしかしたら多少調子を落としてくれるといったことがあるかもしれない。期待薄だけど。
井山五冠も11月までに本来の調子を取り戻すこともできるし、研究や対策を練ることも出来る。

高尾九段は好調なのでやって欲しかった気もするけど、柁嘉熹も強いし、こっちが好調でも向こうも好調だとあまり意味ないので、今やらなくて良かったんじゃないかと思うようにした。

正直、陳耀燁と柁嘉熹と当たってしまったというのは不運というほかないけど、三回戦まで間が空いたということに関しては、それほど不利に働くことはないんじゃないかと思う。まあ、それで勝てるとは限らないけど、勝つにしても負けるにしても、まだ先に楽しみが残ってるということ自体を私は大事にしたいと思います。

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