2013年6月3日

第38期碁聖戦挑戦者決定戦

今日、第38期碁聖戦の挑戦者決定戦が行われ、黒番の河野九段が222手までで1目半勝ちをおさめ、井山碁聖への挑戦権を獲得しました。敗れた松本七段には、初のタイトル戦挑戦が掛かっていましたが、惜しくも挑戦はなりませんでした。

 棋院情報

 第38期碁聖戦



 黒 河野臨 白 松本武久 黒の1目半勝ち

最近のタイトル戦の出場者棋士は、井山五冠を除けば、四天王+結城+河野の6名に限られてきている感じなので、松本七段には期待が掛かりましたが、やはり河野九段の壁は厚かったですね。たまには違った顔合わせの対戦カードが見たいということで、私は今日ちょっと松本七段の方を応援してたんだけど、残念でした。
まあ、タイトル戦の挑戦権を獲得するには、本戦トーナメントで上記の6名のうち、大体2人か3人ぐらいは倒さなければならないので大変ですね。それだけ、その6名の実力が他に比べて抜けているということでもあるけど。・・・松本七段、また頑張ってください。

そして河野九段は、昨年の天元戦以来のタイトル戦挑戦ということで、井山五冠へのリベンジマッチといった感じですね。昨年の天元戦は、井山五冠が乗りに乗ってたのもあって割とあっさり決着がついてしまった感があるので、今回は昨年以上の盛り上がりと面白い碁を期待したいですね。

第38期碁聖戦五番勝負は、7月6日(土)に金沢市で開幕の予定です。では、また!

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