第39期天元戦第二局は、321手までで黒番の井山天元が3目半勝ちし、シリーズ2連勝で防衛にあと1勝と迫りました。
終局は18時50分。残り時間は両者ともに残り1分だったそうです。
終局は18時50分。残り時間は両者ともに残り1分だったそうです。
本局は300手を超える大熱戦となり難しい終盤戦となりましたが、神戸新聞の記事によると、どうやら黒が左辺のコウを解消したあたりで(197手目)、黒が良くなったようですね。
井山天元の話:「中盤、ずっと苦しかった。上辺と右下の黒石がまとまって、黒149(4六)と仕掛けたのが勝負どころと思った。白198(1八)と渡られては足りないかと思ったが、最後に勝てたのは幸運だった。
秋山挑戦者の話:「中央の競り合ったところはいい勝負かと思った。白128(11十二)では278(10十三)だったかもしれない。終盤はよく分からなかったが、黒197(3十二)とコウを解消されては負けがはっきりした。」
これで井山天元が2連勝ということで防衛はほぼ確実だと思うけど、ただタイトル戦があっさり決着ついてしまうのも少し寂しい気がするし、次の第3局までどうせ間が空くので、今日秋山九段が勝ったとしても別にいいかなとか思ってたんだけど、今の井山六冠は勝負形で終盤勝負になればまず負けないですね。
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