貴重な1勝を挙げると同時に、それまで完全無欠かと思われたAlphaGoにも弱点のようなものが見えてきたところで第5戦という感じでしたが、好局ではあったものの李世石九段2勝目はならずという感じでした。
シリーズ終わっての感想とか考えたことについては、既に色んなところで書かれてるようなことと被るので、また別の機会にでもちょくちょく書いていけたらと思います。
それより今後AlphaGoの対局を再び見られる機会はくるんだろうか。今回のような大規模なイベントでなくてもいいので、定期的に何かしらの企画をやってくれればいいけど。まず柯潔九段や井山六冠との対戦が実現するのかどうか。
記事の更新の再開大変嬉しく思っています。
返信削除時々覗いていたのですが、更新再開知りませんでした。
Alphagoにイセドル9段が負けてがっくりです。
プロの話では、第4局も「神の手」にAlpagoが正しく対応していればAlphagoが優勢だったとか。Alphagoはどう対応すれば良かったのでしょう。
何故Alphagoは間違ったのでしょう。
何故間違ったのか、詳しい分析と解説が欲しいところです。
この肝心の分析がなく、「神の手」が対応しようもない「名手」のように伝えられています。
モンテカルロにひっかかる確率の以上に低い手のようですが、何故でしょう。
コメントありがとうございます。
返信削除第4局の78手目以降の変化については、三村九段のブログ記事が一つ参考になると思います。
http://mimura15.jp/3016.html
AlphaGoのミスについては、コンピューターにそこまで詳しいわけでもないので答えにくいですが、あの局面で78手目に割り込むような手はAlphaGoがそれまで学習してきた膨大なデータの中にも殆ど無かったということなのでしょう。それ故にAlphaGoは対応を誤ったと私は解釈しています。
ただ今後データが増えるにしたがって、そういった読み抜けのようなものもなくなっていくと思われるので、そういった弱点が解消されるのも時間の問題なんでしょうけど。
いずれにせよ78手目はAlphaGoの中に残っていた僅かな隙、読み筋の空白を突いたという点で名手であり、第4局の勝利とともに今後の囲碁の歴史においてずっと語り継がれていくんじゃないかと思います。
お答えありがとうございました。
返信削除Alphagoの膨大なデーターにもなかった手、そういう奇手でAlphagoを誤らした名手ということですね。
あの後も他の対局と比べて、ミスがあったというか、ものたりない着手が多かったと思いますが、一度不利になるとミスが多くなるのは、人間と同じようですね。
このブログが復活して楽しみが増えました。