負けが込んだらすぐに打つのを止めてKGSで調整しつつ、調子のいい時だけ打つという方法で、奇跡的に七段を維持し続けていたのだが、とうとう悪運つきて一度は降段を経験するに至った。
東洋は棋譜調達には重宝してるけど、一度降段するとまた20局打たなければならないのが面倒なので、KGSの方が気楽に打てる部分もありますね。降段したアカウントは、またコツコツ打って戻したいと思います。
黒 私 白 相手 黒の中押し勝ち
39手目の局面。黒Aと様子見風の手を打ってみたところ、▲にツケられ逆に応手を問われた。この▲の石を単純に取りにいくのは、白の注文に嵌るような気がしたので・・・
前図相手の注文というのは、黒3で4にカカエるような手のことだが、筋が悪そうなので打ちにくかった。
手順中、黒9の前に先にAに出てみるのもあったかもしれない。白Bと受けてくれるなら、それから黒9に手を戻せば、白に傷が出来るぶんサバキやすくなる気もする。問題は、黒Aに出た時に、白が手を抜き白9と上の三子を制され、黒Bと突きぬくフリカワリになった場合の形勢判断だが、それがよく分からなかった。流石に三子の取られ方が酷いか。
続いてAにツケて中央囲いに行きたかったけど、それだと自信持てなかったので、▲に踏み込んで調子を求めに行く。でもAにツケて囲えないようでは、黒あまり良くないのかもしれない。
この後、94手目ぐらいから右上を攻められ非勢に陥るも、121手目までで6子を取りピンチ脱出。ただ白地も多いので、ヨセ次第ではまだこれからという気もしたが、相手はチャンスを逸したことで切れたのだろう。その後打ち方が急に淡白になった気がする。
下辺125手目のツケに対し、白はもっと頑張った受け方もあったと思うが、139手目までここがあっさり黒地に変じては、ハッキリ黒優勢になったと思う。これ以降はただ打っただけだろう。
ネット碁だと相手の表情は見えないわけだけど、それでも打ってると、相手が何を考えてるかとか、着手から精神状態が読み取れたりするのが面白いところですね。あからさまに着手が早くなったり、読みの精度が落ちたりすると、「ああやる気なくしたんだな」ってのが伝わってくる。
この碁は途中から一方的になったけど、いつもやられてるので、たまにはいいかなといった感じですね。
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