ヒカ碁で学ぼう!の第一回。以下、原文。
何か特色ある記事を書きたいという事で、これからヒカルの碁をテーマにした記事を少しずつ書いていこうと思う。
私はヒカルの碁を読んで自然にルールを覚えた口なので、まさにヒカ碁は、私にとっての囲碁入門書だった。ヒカルの碁に出てくる棋譜は、実際のプロの対局で打たれたものが多く使われているので、強くなってからもヒカ碁の棋譜は何度も並べ返したし、ストーリーと関連させて並べたりすると、棋譜並べの楽しみが増した。
ヒカルの棋譜というサイトには、ヒカルの碁で使われた棋譜が集められており、何時でも閲覧することが出来る。我らヒカ碁世代にとっては、ヒカ碁なくしての囲碁はありえないと言っても過言ではないので、ヒカ碁を題材にして囲碁を学び、そして強くなれるならば、これに勝るものは無いだろう。
というわけで、ヒカ碁で学ぼう!第一回は、北斗杯編第一話より、川崎三段に「最強初段」と言わしめたヒカルの碁からいきましょう。
黒 川崎三段 白 進藤ヒカル初段
この碁の棋譜は、ヒカルの棋譜のサイトにはなかったので、コミックスを読み返しながら、せっせと盤面図を作りました。手数が少ないので手順も再現できるかと思ったけど、どうも白石が一個多いみたいですね。左下の抜き跡の黒石を含んでも、白が一個多い。誤植の可能性も考えたけど、それらしいところも見当たらないし。どっかでヒカル二手打ちしてますね、反則負けです(笑)
和谷のいう、「黒のワリツギには当然ツグところ」ってのは上辺のことで、「それをアイツは受けるのはぬるいと見てツケたあの手、絶妙のタイミングだった」ってのは、多分右辺の△印のところですね。
全局的に白石が呼応して、大模様を形成してます。多分ほぼ確定地だと思うので、普通にヨセていったのでは黒足りないっぽい。ただ、アマの感覚だと模様も薄いところがあるので、ドカンと一発シノギ勝負にいきたくもある。黒も地はそれなりにあるから、荒らしてしまえば勝ちですしね。取り敢えず私の感覚だと、AやB、もしくはその周辺からくすぐってみたいけど、とても生きれる自信はないですね。早碁だったら何があるか分からないから、少しはチャンスがあるかもしれないけど・・・。
何か中途半端な感じになってしまったけど、ちゃんとした棋譜が無いので、今回はここまでにしておきましょう。今度はしっかりと棋譜のある碁でやりたいですね。では!
2011/9/28初出→2012/11編
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