上達方法などと銘打ったカテゴリを作ったはいいけど、一体何を語ればよいのだろう?何か講座みたいなことをやろうにも、私みたいな一介のアマチュアのたわ言を聞くよりかは、その間にプロの書いた棋書一冊でも読んだほうがよほど有意義な気もする。
勉強法にしたって、詰め碁、棋譜並べ、実戦、検討、棋書を読むなど色々あるが、どれが一番効果的などと言えるわけもなく、これはもう自分に合った勉強法を自分で模索するよりない。実際、中国のトップ棋士にして今年のLG杯優勝者の朴文尭なんかは、殆ど棋譜並べをせず、詰め碁ばかり解いてたという話も聞くし。(※朴文尭が詰碁ばかりやってたなんて話、私はどこで見たんだろう?もしかしたら誰かと勘違いしてるか、何かのインタビューを間違って解釈している可能性もあるので、余り鵜呑みにはしないでください。)
私の場合で言えば、実戦(検討)50:棋譜並べ20:詰め碁20:棋書10、ぐらいの割合だろうか(最近は勉強もサボりがちだけど)。地力を付けるにはやはり手筋や死活などの詰め碁をやるべきなのだろうけど、私は実戦や棋譜並べで強くなったタイプであり、詰め碁は余り好きではなかった。
本当はこのくらいの棋力ならやってなければおかしいのだろうけど、今まで玄玄碁経や発陽論などの古典詰め碁に挑戦したこともない。難しすぎて考えるのも面倒だったし、如何にも作り物めいた詰め碁を懸命に解いたところで、実戦に役立つとも思えなかったからである。ただし、〇段合格シリーズや他の詰め碁本などに度々、古典の問題が収録されてることもあったりするので、間接的に玄玄碁経や発陽論の問題等を解いたことは幾らかあるに違いないが。
古典でお勧めは碁経衆妙ですね。比較的簡単な問題が多く、手筋の基本形が詰まってるし、有段者でも伸び悩んでいる方には、復習の意味も兼ねて一度やってみることをお勧めします。私はKGS3dで伸び悩んでた頃、碁経衆妙の攻め合い問題全部解いたら4dに上がれました^^。 攻め合いの力は勝敗に直結しますからね。
まあでも、昔は難しく感じた玄玄碁経や発陽論も今なら割りと楽に解けるんじゃないかという気もするので、いずれ挑戦してみようと思います。
2011/11/1初出→2012/11編
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